非磁性
アルミニウムは非磁性で磁場に影響されない。
パソコンのハードディスクや、パラボラアンテナ、リニアモーターカー、各種精密電気機器など、非磁性を必要とする各種電気機器に用いられている。
特性を活かした用途がたくさんあります。
反射性が高いこと
アルミニウムの表面は、熱、光、電波をよく反射するので、暖房機の反射板、照明器具、パラボラアンテナに用いられています。
反射率はアルミの純度に比例し、放射エネルギーの90%以上を反射する物もある。
空港のレーダーやマイクロ波の中継用パラボラアンテナ、暖房機の反射板、照明器具などに幅広く使われている。
CDにもその特性を活かしてアルミが使われています。
アルミ合金製ディスク表面に膜を生成させて光を反射させています。
低温特性がよい
アルミは、液体窒素(-196℃)、液体酸素(-183℃)、液化天然ガス(LNG:-162℃)の低温でも鉄鋼のような脆性破壊は起こさず、伸びやねばりが強い(じん性)という特性を持っている。
強度とじん性、さらに軽量であるという特性を組み合わせて、低温プラント、LNGタンク、宇宙開発分野の先端技術に活かされている。
温度が低下するにつれて強度は上昇し、極低温範囲に至るまで普通鋼のように低温での脆化を示さないのが特徴。
無毒性
アルミは無臭、無害です。
ですから、キッチンで使うアルミホイルからジュースを入れるアルミ缶、薬のパッケージ(カプセル剤、錠剤など)、医療機器など、幅広く使用されていますね。
何と言っても一番オドロキなのが、薬の成分にもなること。
殺菌剤、傷・炎症・火傷の治療薬などに含まれている。
リサイクル面
アルミは製造時に多量のエネルギーを消費します。
しかし、アルミの廃材(アルミ缶なども含む)を溶かして再生した場合、約3.7%のエネルギーで製造可能です。
紙のように「リサイクル品」と書かれていないので気付きませんが、アルミ全体のリサイクル率は、なんと65%にもなります。
リサイクルは鉄、銅、亜鉛、パルプなど多くの分野で行われていますが、アルミほど再生比率や省エネルギー、省資源効果を兼ね備えた金属は他にありませんね。